
| 施設タイプ | ゴルフクラブリニューアル全面改修工事 |
| 工事種別 | デザイン・設計・施工 |
| 所在地 | 千葉県成田市 |
| 竣工年 | 2019年 |
課題
ゴルフ場のクラブハウスは、プレーヤーが「また来たい」と感じる体験を左右する重要な空間です。
しかし築年数を経た施設では、外観の重厚感とは裏腹に内装の老朽化が進み、競合施設と比較した際の印象差が集客力の低下につながるケースが少なくありません。
施設オーナーの悩み
- 外観はクラシックなレンガ造りの重厚感があるのに、内装が時代遅れで施設全体のブランドイメージに統一感がなかった
- レストラン・男性ロッカー・女性ロッカーと用途・ターゲットが異なるエリアを、同一施設として世界観を統一しながらリニューアルする必要があった
- 「GENTLEMAN LOCKER ROOM」という格調ある雰囲気を求めつつ、女性ロッカーは明るく上品な空間にするという、男女で異なるデザイン要件を同時に満たす必要があった
- 什器・ロッカー配置の変更を伴うため、空調・電気設備の移設を建築工事と同時に計画する必要があった
施工のポイント
① CGパース+3Dプランで着工前にオーナーと完成イメージを共有

レストランの内装CGと、ロッカールームの3D俯瞰レイアウト図を事前に作成。
ロッカー配置・導線・素材感をオーナーが立体的に確認してから着工することで、「イメージと違う」による手戻りをゼロにしました。
② 外観の世界観を内装に引き継ぐデザイン設計

レンガ×木の重厚な外観に合わせ、男性ロッカーはダークブラウンの木目ロッカー×アンバー照明×幾何学模様のカーペットでクラシックホテルのような格調ある空間に。
女性ロッカーは明るいナチュラルウッド×白基調でコントラストをつけ、同じ施設内で男女それぞれに最適な体験を提供。
③ 男女で素材・配色を大胆に変えたゾーニング施工

男性エリアはダークトーン×重厚素材、女性エリアはライトトーン×上品な柄カーペットと、まったく異なる仕上げを同一工期・同一管理で施工。
工種をまたいだ調整をTMSが一括管理することで、仕上がりのばらつきを防ぎました。
④ 什器移設に伴う空調・電気工事を建築と同時施工

ロッカー配置の変更により空調吹き出し位置・照明計画の見直しが発生。
電気設備の移設・新設を内装工事と並行して計画・施工し、竣工後に「空調が効かない」「配線が見える」といった問題が出ない工程管理を実施
